歯医者さんに関する「なぜ?」にお答えします!

みなさんが日ごろ感じている疑問にお答えします

歯医者へは、治療が必要になったときに通われる方が少なくありません。そんなときは、「とにかく痛みをとってほしい」「治療してほしい」という状況だと思いますので、なかなか日ごろから気になっていることも質問し忘れてしまうこともあるのではないでしょうか? また、治療中はお口を開けたままですし、そのときの治療と関係してないことだとたずねにくいことがあるかもしれません。ここでは、患者さんからよく寄せられる疑問・質問にお答えします。

なぜ何回も治療に通う必要があるの? 1回で治療してくれないの?

治療の内容によって、通院していただく回数が異なります。

むし歯治療 初期のむし歯であれば1回で完了することがありますが、段階によっては何度か通っていただく必要が出てきます。
歯の根の治療 安全な治療を確実に行うために、どうしても何度か通院していただく必要があります。慎重を期すためにも、根気よく治療を続けましょう。途中で通院をやめてしまうと、最初からやり直しになってしまうこともあります。
歯周病治療 歯周病は慢性疾患ですので、原因を取り除けばすぐに治るというものではありません。また、生活習慣や持病の有無によっても治りの速度が異なります。根気強く病気と付き合い、ご自身でコントロールできるようにしましょう。

神経を抜いたのに痛いのはなぜ?

歯に通っている神経は、1本ではなく何本にも枝分かれしています。そして、神経は全身がつながっています。そのため、すべてを取り除くことはできません。歯の根の治療では、ご自身の治癒力や歯の機能を最大限に残すため、歯の根っこの先で“神経を切って”います。歯の根の中には神経がなくとも、切り口の治りが悪いことで痛みが生じることがあるのです。

治療をしたのにしみるのはなぜ?

治療後に詰め物や被せ物をしても、症状は完治していない場合があります。身体が自分を守るために新しい象牙質を作るまで、刺激が神経に伝わってしみることがあるのです。しかしながら、時間の経過とともに神経と象牙質の間ができることで、痛みやしみる感覚は薄くなっていきますのでご安心ください。なお、感じなくなるまでには個人差があり、1~数週間で治まる方もいれば、1年ほどかかる方もいらっしゃいます。特別に冷たい物や熱い物を口にしなければ自然と気にならなくなってきますので、落ち着いて様子をみましょう。

歯を抜くのはどんな場合ですか?

お口の将来のことを考えると、できるだけ抜歯をしないことが重要ですが、歯科医師のどんな高度な知識・技術をもってしても、その歯が治る能力がないと判断された場合は、抜歯するしかありません。また、悪い歯をずっと残すことで、周囲の歯にも悪影響が広がるようであれば、抜歯してインプラントやブリッジ、入れ歯などの別の補綴(ほてつ)治療を行うといった選択をすることがあります。

親知らずは抜かないとダメですか?

親知らずが上下4本ともまっすぐしっかりと生えていて、病気を招いたり周囲の歯に影響を与えたりするリスクがなければ、抜く必要はありません。しかし、横向きや斜めに生えていたりすると、歯みがきのしづらさからむし歯を招きやすい、周囲の歯を押して歯列を乱すと原因になるやすいため、その場合は抜歯の必要があります。特に、上の親知らずはむし歯になりやすく、下の親知らずは前歯の歯並びを変えてしまうほどの力で圧迫していることがあります。ケースバイケースですので、親知らずが生えてきたら、お早めにご相談ください。

その他、気になることやわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください 048-831-7555

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